そういえばきちんと今後のコンセプトのようなものを書いてなかった!〜スタッフM連載①

僕たちが旧BLTを運営していた頃は、まだレイヤーさんもウィッグ着用の方が少なかったのもあり、キャラクターの髪型はもちろん出来る限り真似るとしても、青やピンクや緑など、色まで再現することについては考慮の中にはありましたが「ちょっと不自然すぎるのでは?」と考え、かなり消極的でした。
そもそも当時は、ウィッグ自体が今よりも高価で、色や長さのバリエーションが少なかったように思います。
髪型を似せるため、ツインテール部分などへのつけ毛等はそこそこ使いましたが、全ヅラタイプを使用したのは綾波レイくらいしか思い浮かびません。

これです↓

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ですので、モデルさんの選び方も自然と、
・作品にしたいキャラクターの髪型に近い、もしくはアレンジすれば再現できそうなモデルさんを探し出す
・このモデルさんで撮りたいので、その方の顔立ちと髪型に近いキャラを選出する
といった方法となり、スタッフたちであーでもないこーでもないとワイワイやりながらモデルさん、キャラクターを決めていました。

その後、イベント会場のレイヤーさんやコスプレ同人ROM作品はもちろん、僕らがBLTを立ち上げ当時は恐らくまだあんまり無かったコスプレAVなどでもキャラにそっくりな色のウィッグを着用するのが徐々に増えている、というのに薄々気づき始めましたが、それでもまだ主流派と言うほどかは微妙で、BLT会員のお客様からのお声にもその路線にしてほしい、というリクエストも特別無かったので、あまり気にせずモデルさんの地毛加工のまま続けておりました。

その後、いろいろ大人の事情でサイトをいったん閉鎖することとなり(潰れたんじゃないよ^^;)、しばらくコスプレ業界?から離れていた僕は、今回の再立ち上げに際して最近のコスプレ事情を調べるとウィッグでの髪型・色の再現が当たり前のようになっていて、驚いたものです。

しかも皆さん、自然でキレイじゃないですか!
あと、それこそ昔なら絶対考えられなかったカラコンとか入れてる方も多いし!
以前考えていた不自然さは特にないし、再現度もハンパないな!と。

なんだよ、俺らもやっとけばよかったな!と一瞬思いましたが、当時の僕たちがウィッグの種類も少ない上に、スキルのない加工を施してでは、むしろヒドいものが出来上がってたかも知れません(笑)

コスプレやそれに関わる方々の、よりキャラの再現にこだわる熱意と、それがもたらした進化をひしひしと感じました。

…ってあれ!?

短文で明快なコンセプト説明をしようと思ってたら、ヒストリーの話になってしまいました(笑)
自分の文章まとめ力の無さに涙…
長すぎてもアレなんで続きは明日にします〜。

さて画像は文中にもある、旧BLTでおそらく唯一のウィッグ着用撮影、望月英子ちゃん扮する綾波レイです。
これまた超初期、2〜3回目の撮影で、フィルムカメラ&スキャナー使用なので、すごく画像が荒いです。

ウィッグ使いが現在主流のものに比べると、かなり拙いですね…
当時の僕たちとしては頑張ったんですけどね〜。
とてもいいモデルさんだっただけに今見るともっと頑張りようがあったかもです。

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怪我綾波も撮っていた!

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